本の糸口をつなげることで見えてくる、本と出会う新しい筋道

Sewing booksは、新たな本との出会いを体験するワークショップです。
みなさんにはお気に入りの本を1冊お持ちいただきます。
文学、社会、芸術、経済、趣味の本など、一見バラバラに見える集まった本たち。
けれど、自分のお気に入りの本を起点に、参加者同士がまるでソムリエやインタビュアーのようになりながら、それぞれの本同士の接点を見つけていくと、思いもよらなかった本同士の接点が浮かび上り、本への新鮮な視点をもつことができます。
新たな本との出会いを体験したいという方は、本をあまり読まないという方も大歓迎です。

Sewing booksの体験申し込み

Sewing booksとは?

本を選ぶ仕事をしていて一番多く聞かれるのは、「この本棚にある本を全部読まれたんですか?」という質問です。

はじめの頃、質問の意図はとてもよく理解できるものの、どのように答えたらいいものかとても迷いました。「本を読む」という言葉はみんな当たり前のように使っていますが、「本を読んだ」と言える基準がどこにあるか、と考えると、それはとても難しい問題です。
大変面白く読んだけれど細かい部分は忘れてしまった本もあれば、まだまだ読み通せてはいないけれど、偶然目にした一節が印象深く忘れられない本もあります。ふつう、本の表紙だけを眺めているだけでは本を読んだとは言えませんが、その人がベテランのデザイナーであれば、そこから読み取る情報で、中の文章を読んだ人よりもも多くを語れることもあります。

そこで私が気づいたのは、本をどれくらい読んだかよりも、どう本を読んだのかにこそ本の面白さが隠れているのではないか、ということでした。
全く同じタイトルの本でも、どんな場所や時間に、どういうきっかけでその本を手にしたのかによって本の印象は全く異なるはずです。

「Sewing books」は、どう本を読んだのかを見つめることの面白さを体験するためのワークショップです。ここでは、本をたくさん読んでいることや、本の文学的な理解といったことは全く必要ありません。お気に入りの本を1冊だけ持って来ていただき、どのようにその本と過ごしてきたかを話し合うことから体験が始まります。新たな本との出会いや楽しみ方に触れたい方であれば、だれでもどんな本でも参加できます。ぜひご参加いただきご一緒できたらうれしいです。

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