先日発売になった、FRaU8月号「SDGs 木と森がつくる、未来。」、「Learn from Movies and Books 木と森のことを教えてくれる映画と本。」にて、本のコーナーのを担当させていただきました。
日本は世界有数の森林の多い国でありながら、放置されているところもとても多いようです。木や森の時間は、数十年から数百年、長ければ千年にも達する。大きな流れの中で培われてきたいまの森をどう未来へとつないでいくのか、さまざまな視点から未来への可能性を、「木と森」をテーマに特集されています。
私たちにとても身近な存在でありながら、ふだん木の名前さえ意識することが少ない中、樹木の名前といった基本的なことから、木に関わる仕事をする人々の紹介。女優さん・モデルさんとともに日本の森や木に関わりの深い場所を巡る。こういったさまざまな入口に触れられるのは、雑誌ならではの魅力だと改めて思います。
届いた本を見て知ったのですが、「Learn from Movies and Books 木と森のことを教えてくれる映画と本。」にて映画を選んでいるのは、キノ・イグルーの有坂塁さんでした。キノ・イグルーさんとは、東京にいた頃にイベントでご一緒することも多かったので、奇遇にも紙面でご一緒できてうれしかったです。
他にもcolumとして、選んだ本の中で語っている西岡常一さんや、選書の候補にしていた幸田文さん、円空と木仏がとりあげられているのもよかったです。
ぜひお近くの本屋さんでお手にとってみてください。そして、よかったら近くの木か森に会いに行ってみてください。